2013年9月4日水曜日

「iPhone5・iPad miniのWi-Fi問題」解決の結論

iPhone5・iPad miniにおいては発売時から現在まで修正されることのないバグが存在しています。Wi-Fi環境時において一定のサービスにおいてダウンロード速度が著しく低下するというものです。
私が確認したものでは
・Dropbox
・Evernote
・Box
・Ndrive
・FC2動画
・GoodReader
のようなクラウドに保管しているデータをダウンロードするものや動画サイト等において速度低下が起きています。ダウンロード速度は目測で50KB/sと常用には耐えられない速度。動画においてはまともに再生などできません。
しかしhttpなどwebサイトは問題なく読み込まれるしスピードテストを実行しても30Mbpsと問題のない速度となる。
細かいことは分からないがAppleディスカッションでもこの問題が多く取り上げられているので少数意見ではないということが分かります。というよりもおそらくほとんどのiPhone5やminiでこの現象は生じているが上記のようなサービスを利用していない人が問題ないと思っているだけだと思います。その理由は後ほど。

まずこの問題を解決するにあたってAppleディスカッションに載っていた以下のことを実践してみました。
①ルーターの設定の見直し
他のiOS端末では問題は起こらないため関係なさそうですがやってみました。
・11nを使わない
・WPA2/AESを使わない
・5GHzを使う
変更してみましたが変化なし。
(11b限定接続はルーターが対応していないため非検証)
②iPhoneの初期化
ネットワークリセットや工場出荷状態に戻しましたが変化なし。
③NEC製のルーターを使う
バッファロー、Fon、NECとルーターを変えてみましたが変化なし。
④不良品としてAppleStoreで端末の交換
上記で何の改善もみられなかったので端末に問題ありとして保証期間ギリギリでしたがAppleStoreに持ち込みジーニアスで説明をしたところあっさり交換してくれました。
交換してもらったiPhoneをAppleStoreのWi-FiにつなげてBoxからのダウンロード(FC2動画はAppleStoreのWi-Fiではブロックされて見れなかったので)を試してみたところ、全く以前と変わらず激遅でした。念のためシリアル番号から製造年月日を比べてみましたが半年以上はなれていて同一ロットではありませんでした。そのことからジーニアスではiPhone5やminiそのものが問題を抱えている端末であり現状諦めるしかないということになりました。

この問題の考えられる原因としては使われているWi-Fiモジュールと問題が生じているサービスとで何らかの問題が生じてパケ詰まりのような症状が起こっているということ。Appleが原因を究明しドライバを配布しなければ全体の解決はしないという大きな問題でした。それ以上に原因を把握できていないとなると次期iPhoneでも同様の問題を抱えて発売される可能性を懸念しなければいけません。iPhone5Sの購入には慎重になった方が無難だと思います。
結論としてこの問題の解決は現状不可能であり、OSアップデートで対応がなされるのを待つしかないということだそうです。

*私が試せなかったルーターの11b限定接続で改善したとか改善しなかったとかの意見もありますのでルーターが対応している方は是非それも試してみてください。ただbは11Mbpsでの接続なので光を通している人にとってはあまり現実的ではない気はしますが。

(追記)
iPhoen5のWi-Fi問題が改善!

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